柔道整復術（接骨院）とFDM施術

　柔道整復師は古くは「接骨師」、「ほねつぎ医者」と呼ばれ保存的に外傷を治療する日本固有の伝統医学です。戦国時代の武士は敵を殺傷する技法「殺法」と共に、「活法」と称される応急処置法や蘇生術の技法習得が必須でした。この「活法」は、「殺法」の裏技として相伝され、江戸時代に蘭学や中国医学、実証医学等の影響を受け「整骨術」、「接骨術」、「骨(ほね)継(つぎ)療治(りょうち)」と呼ばれ受け継がれてきました。柔道整復師は古くは「接骨師」、「ほねつぎ医者」と呼ばれ保存的に外傷を治療する我が国固有の伝統医学です。
　このように柔道整復術（接骨院）は武道から始まり、現代版のスポーツ損傷を歴史的に見てきた施術です。

　オステオパシーは1870年代アメリカで発表された徒手医学です。オステオパシーはオステオ（Osteo）「骨」とパシー（Patty）「病気、治療」を合わせた造語です。オステオパシーとは人間の持つ自然治癒力を十分に活かして、体が本来持っている機能性を取り戻し健康に導く医学です。

　中でも1991年に発表されたはFDM（Fachial disutortion Model)はアメリカの救急医療センターで考案され、オステオパシーから独立しオーソパシー（徒手整復）として確立しています。筋肉や他の軟組織の状態を解剖学的に6種類の問題に分け、痛みの場所のボディランゲージで特定し、手技により変異した組織をもとの状態へと改善を目指します。足首捻挫・腰痛・ひざ、肘の痛み・腎疝痛・手足のしびれ・脳血管障害のリハビリなどに素晴らしい結果が出ていて、スポーツ傷害などでは1回の施術でその後すぐスポーツをすることが可能です。

　数多くあるオステオパシーの技術のなかでも、FDMの施術は痛み全般だけでなく、スポーツ損傷を得意とする徒手整復です。　

　くらいし花樹接骨院では柔道整復で行う手技に加えFDMの手技を適宜必要に応じて施術いたします。
　院長の倉石美智子が持っている柔道整復師の資格は日本の国家資格として必要な知識・技術を一定のレベル持っていることを証明しています。
　重ねて、FDM施術は国家資格ではありませんが、国際的なFDMの統括機関であるFDM Global Organizationに加盟しているFDMアジアンアソシエイションのなかの教育機関（オーソパシックパブリケイションズ）で学習を重ねています。所属した10余年前より現在まで各種セミナーに参加し最新の技術を習得し続けています。

　そして当院は技術確認試験を合格した院にのみ認定されるFDM継続教育実習院に広島で唯一認定されています。また院長倉石美智子はFDM国際認定試験に合格し、FDM技術者として認定を受けています。　

　このように日本の柔道整復術・国際的に認められたFDM施術、この2つの裏付けのある確かな技術で施術を行っています。

　ただ既往の施術をするのではなく、スポーツにおいてはいち早い復帰を、日常生活においてはできるだけ早く痛みを取って以前の動きに戻すことを、交通事故などの突然の不可抗力には慎重かつ堅実に以前の生活に戻ることを念頭に置いて施術をしています。